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タイフルーツブログ

2020年08月

2020.08.27

世界観

世界観という言葉、笑ってしまうほどどこでも乱発されすぎています。書評などを読んでいても「え?それ、世界観じゃなくて価値観でしょう」って言いたくなることがありますね。

 

この言葉、学問の世界では20世紀の初めから使われていたようでありますが、日本で一般に聞くようになったのは82年に公開された映画「ブレードランナー」が、90年代に入って再評価され始めた頃じゃなかっただろうか。人間とレプリカント(人造人間)の混じり合う近未来世界を描いたこの作品こそ「世界観」という言葉を用いて形容する必要がある作品。今でも何度も繰り返し観てしまう好きな映画ですね。

 

2年ほど前に続編の「ブレードランナー2049」が公開された際に前日譚として制作された渡辺信一郎監督のアニメ「ブラックアウト2022」、これがまた素晴らしい。

 

NEXUS-6、NEXUS-8。レプリカントが数年しか生きられないという、限られた生の時間を仲間のために使い犠牲になる、というコンセプトは同じ渡辺信一郎監督の「残響のテロル」にも通じるし、そして臓器提供を宿命づけられたクローン人間を描いたカズオ・イシグロの小説「わたしを離さないで」にも通じるものがある。

 

現代の人間存在のあり方への「かなり否定的な」問いかけ、つまり漫然と生きている本物の人間より、限られた生を生きているレプリカントの方がむしろ人間らしく「尊い存在」ということだろうな。

 

 

 

 

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2020.08.13

香港

香港のことを考えると胸が痛むし、映像を観ると涙が出ます。ああ、やっぱりこうなってしまったなぁ、暴力による支配。

 

以前も書いたことがありますが、ちょうど返還決定当時、会社で香港を担当していて今でも多数の知人がいる香港は大好きで懐かしい土地。タイで起業してからも10年以上ナムドクマイ・タイマンゴーを受け入れてくれた都市でもあります。

 

今の香港の状況を見て思い出すのはテレサ・テンのこと。彼女は1995年にチェンマイで亡くなりますが、1989年の天安門事件直前、30万人の群衆を集め香港で行われた民主化支援集会で民主万歳の鉢巻き姿で登場したテレサ。この映像だけは今でも涙なしには観られない。

 

当時は北京の、中国の若者を想ってのことでしたが、今は香港自身のことになってしまった。テレサの心配していた通りの香港になってしまったよ。香港の民主主義の灯が消えてしまう。

 

 

 

 

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